「映像プロデューサーとは 〜コミュニケーション論にかえて〜」

特別講師 平井良信 (有限会社 カヤ)

2004/05/28 18:30〜19:20 於:立命館大学 草津キャンパス

 


山谷滋先生の「情報・メディアに関する教育」の年間カリキュラムでのゲストティーチャーとして経済・経営・理工の2、3、4回生の学生80名を前に講義しました。昨年に続き2年目です。



今春奈良高専卒業後、立命館大へ編入した学生さんと

感 想

■アさん
メディアリテラシーの制作部分
の話として、 平井さんのお話を聞きましたが、 今回は平井さんの人間性・人間力という点が よく伝わってきた気がします。
最後には、教育事業への今後の参入と展開を聞き、 非常に自己の生き方、思いを伝えられる会社だなと思いました。

■イさん
最後の語ってくださった夢、私もとても賛同します。 私は大学に入って、多くの生き方をする(想いを持つ)人々と出会い、それにとても刺激されました。私が先生になりたい理由も、子どもたちに、そのような多様な生き方を支えたいからです。
ここで、本日の講演に対して2つ質問があります。
1.企業のニーズに見合ったものを制作するには、企業と同等の情報を共有する必要があると思います。その際、どのような方法で情報共有が行われますか?
2.そのような様々な情報を手に入れる関係になるという事は、特に「マイナス」の情報も得かねません。それが自分のモラルに反する時、どうしますか、契約とモラル、どう兼ね合いを取りますか?

■ウさん
企業CMなどを作製しているプロデューサーの方の話しを聞いたのは始めてだったので新鮮でした。講演も分かりやすく目を輝かせて話してくださったので分かりやすかったです。 見せていただいたビデオの中ででてきた研究者の人達がかしこく見えたというのもメディアが私達に一種の価値観を植え付けているようでおもしろかったです。また、それを平井さんが最大のほめことばだとおっしゃっていたことにも興味をひかれました。
チャップリンの“The Next One”という言葉にも感動しました。

■エさん
来週から実際にメディアの作成に入るみたいですが、今日の本当にスゴイものを見せて頂いて、かなり燃えています。自分もスゴイのを作ります。

■オさん
これまで関わることのできなかった世界で興味深く聞かせていただきました。 価値の基準がない分、価値を決めるのが大変そうだと思いました。今の世の中プレゼン能力がとても大事なんだと思いました。 私もたくさんの事に挑戦したいです。

■カさん
やりたいことをして、充実した仕事をしておられるのだなあと感じました。 とても50歳すぎてるようには見えません。
プロとして活躍されている方の話が聞けてうれしかったです。普通なら出会うこともできないので。
クライアントが何を伝えたいのかをふまえたうえで、どう演出したら見ている人に伝わるのか、こうゆうふうにしたら、このように見れるということをしっかり考えて、映像を作っているというのがよくわかりました。 映像プロデューサーというわくにとらわれずにたくさんの人とコミュニケーションをとりながら、人と人をつなぐプロデューサーみたいなのも考えておられたのがすごいと思いました。

■キさん
私は映像を制作することにとても興味があります。だから今日の講演はとてもよかったです。映像も真剣に見入ってしまいました。「The Next One」この言葉はとても印象に残りました。平井さんにもっといろいろなお話を聞いてみたいです。今日の講義は本当に良かったです。

■クさん
いつもの授業とまたちがって楽しかったです。 なぎら健壱に似てますね。 映像はすごくカッコよかったです。 話の内容も聞きやすくて、わかりやすくって、とっても自分のためになりました。

■ケさん
ビデオが理系の内容でよくわかりませんでした。 でもなんか「すごい!」っていうのは伝わってきました。

■コさん
映像をつくることの難しさについて知ることができた。52歳には見えません。

■サさん
ナレッジプロデューサーの平井さんの話を聞き、映像を作っていく流れや、難しさを知ることができ、非常におもしろかった。絵コンテをみて、実際にみえない10(-9)の世界をイメージすることが出来た。 質問ですが、何故映像の制作をしようと思ったのですか? やりがいのある仕事だとは思いますが、非常に大変な仕事だと思いました。

■シさん
「The Next One」という言葉は自分にいい刺激になりました。 映像をつくっていく過程における苦労話や絵コンテの話は面白かったです。

■スさん
今日の授業で見た映像はすごく迫力があって、作った人の気持ちがこちらにつたわってくるようでした。改めて映像が人に伝える力を知りました。

■セさん
平井さんの仕事に対する情熱がプレゼンテーションを通して私に伝わってきました。どのようにしたらあのようなモチベーションが高い映像を造ることができるのかと考えさせられました。
平井さんの最後の目標が非常に印象深かったです。

■ソさん
メディアにおける生産・制作の方のお話ということでしたが、専門的すぎて自分に役立てることができるか不安です。 しかし私は経営学部であることもあり、実際にビジネスの話をきくことができたことは、とても価値あることで興味深かったです。 ありがとうございました。

■タさん
“自分たちの意図した見えないものを撮る”という言葉が大変印象に残りました。ナノテクノロジーという人間の肉眼では見ることの出来ない技術を見る者全てに、感動を与えるような映像として造りこむ、現実として見えないものを逆にメディアのメリットとして、意図的に構成しすぎることで、強烈なインパクトが与えられる、そのすごさを非常に実感しました。同時にその映像をつくり上げることができるその技術とアイディアに大変感動しました。

■チさん
今日の講義は企業の方の話を聞くことができ、本当によかった。やはり実習の教材としての映像制作ではなく、利益を得るための手段として映像を作成しているということで、また違った世界をみることができたような気がする。 短い時間であったが、平井さんの話を聞いていると平井さんの「熱さ」が伝わってきた。またHPをのぞいてみたいと思う。

■ツさん
しっかりと自分というものを持っておられるプロデューサーの方だなと感じました。 おもしろかったです。情熱のようなものを感じました。

■MBさん(今春就職した私の知人)
立命館の授業の感想というよりも、平井さんの活動に対する感想です。 ペイフォワードという映画をご存じでしょうか? 良い行いを、次に知り合った人に返していくという話です。 教育もいわば、自分の知識や経験を次の人に伝える作業だと思います。 私がこれまで教わった先生と呼ばれる人たちには、十分な知識や経験、伝える意欲が乏しい人がほとんどでした。だから平井さんの様な方から学ぶチャンスがあるのは、貴重な事だと思います。 教わりたい人と教えたい人が上手く出会える場が増えるとよいですね(^-^)

■テさん
平井さんとお会いしてから1週間経つんですね、
びっくりしたのはお互いだったようです、私だって高専ゆかりの人と立命館で会うとは思いもしなかったです。^^;
授業なんですが、ああいう企業のスライドってそのスライド自体がその会社の商品みたいなぼんやりとしたイメージだったためあまり考えたことなかったんで、外部に委託されていることははじめて知りました。でも、そういう人が多ければそちらにはすごい重圧になっちゃうんでしょうね。
私自身はなんにでも興味を持つんであまり当てにはならないかも知れませんが(その 興味によってここに来たぐらいです^^)、内容としては興味深かったです。
これは 誰もがそうだと思うのですが、突っ込んだ話というのはそこに人間味又は現実感があって聞き入ります。映像を使ったのは良かったです(拍手を忘れるほど)。あの時、実は内容を外に漏らさないために英語にしたんだと思ってました。(苦笑) でも、それに比べて他のところが簡素なのが目立ちますね、せめて部門や工程のとこ ろで絵がほしいです。(そこら辺で寝る人も多いのでは、、、、) SE(始めサイエンスエンジニアしか浮かんでこなくて、サウンドエフェクトだと気づ くのにちょっとかかりました、BGMって呼ぶのだとばかり思ってました^^;)を眠気覚ましに出すのも良いかもしれません、どっか〜んとか(笑)
突っ込んだ話とかだったら数時間聞きたいですね、体験談に近いもの等。
大阪教育大学(2004/01/23)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」2
大阪市立大学(2004/04/05)
「講義収録・編集について」

大阪成蹊大学(2004/04/26)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」3

奈良県桜井市立桜井南小学校(2004/7/8)
「特別授業」
kaya@sogogakushu.gr.jp
同志社香里中学校(2004/11/17)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」5

京都市立伏見工業高校(2002/02/14)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」6
大阪市立市岡高等学校(2007/02/21)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」16
大阪市立扇町総合高等学校(2007/07/04)
「映像プロデューサーとは
〜コミュニケーション論にかえて〜」17